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Vol.61【低学年層の就活】

●◎ 目次 ◎●
【1】イマドキ就活生コラム~低学年層の就活~
【2】就活・採用“あるある” ~よりによって~

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【1】イマドキ就活生コラム~低学年層の就活~
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インターンシップの定義が変わる以前のあるデータによると
大学1~2年生(以下、低学年層)のインターンシップ参加者は
4人に1人、20%程度の参加率と言われています。

皆さんの実感としてはいかかでしょうか。
私たちの所見では、道内大学生にとってはまだこの水準には到底達していない気がします。

今年からインターンシップは5日間以上の就業体験が3年生以上の高学年のみと定義され
低学年層は1dayなどの短期間(オープンカンパニー)が対象となりました。

採用におけるインターンシップやオープンカンパニーの位置づけは
学生との接触の貴重な機会として、年々重要さを増しています。

この時期で言いますと、25卒はもちろん
来年以降を考えると26~27年卒の低学生層も無下にできません。
できれば、就業意欲の高い低学年層にも自社をアピールしたいところです。

25年卒の採用活動に動き出したばかりなのに
今から26~27年卒も視野に入れなければいけないのか・・・
という方もいらっしゃるかもしれません。

ここで、低学年層に自社イベントに参加してもらうメリットを2つ挙げましょう。



①就業意欲が高い学生と接点が持てる
これまで大学が主催するインターンシッププログラムには
低学年層も参加することができました。
しかし、定義が変わったことにより
低学年層は個人で参加先を探すしか方法がありません。


この状況で、自らの意志で参加を考える低学年層
相当就活への意識、就業意欲が高いでしょう。

そんな学生とかなり早い段階から接点が持てるというのは
大きなメリットといえます。




②学生の印象に残りやすい
低学年層にとっては当然ながら
「初めての社会・企業との接触」になります。

これは3年生にも言えることですが、社会経験を積む第一歩として
最初に出会った企業は強く印象に残るようです。
その後の選考を前向きに考えてくれる傾向が色濃くなっています。


低学年のイベント参加には、もちろんデメリットも。
低学年層はまだまだ人生経験が浅く、高校生寄りの価値観で過ごしている学生も多いです。
そうなると、低学年層にもわかるような内容を準備しなければなりません。


また、オープンカンパニーの参加者の大半は3年生が占めます。
低学年層の参加者は一歩引いてしまい、本来の自分を出せないという事態になりがちです。そのフォローは考えなければいけませんね。




今回は低学年層のインターンシップ参加のメリットとデメリットを挙げました。


自社イベントの参加者が減少している……といった声をよく耳にしますが
低学年層の参加促進を視野に入れてみるのも一つの手ではないでしょうか。

とはいえ実際にその層を取り込むのは、まさに“至難の業”です。

大学の先生や内定者を通しての紹介など
沢山の学生を取り込むのは難しいので地道にやっていくのが良いかもしれません。


年に1人、2人でも低学年層の参加者がいてくれたらいいなぁ…
くらいの気持ちからスタートしてみてはどうでしょうか。




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【2】就活・採用“あるある” ~よりによって~
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就活生の苦労したエピソードや失敗談が
面白おかしく紹介されている記事や動画を目にする機会が増えました。

目にする内容は、他者からの共感が得られる「あるある」です。

「就活あるある」というのは
なにも学生だけでなく、企業側にも存在します。

企業も、就活イベントの運営、選考活動に励んでいると様々な苦労がありますよね。
ただ社内には理解者がいない!というのもまさに“あるある”かもしれません。

今回は、そんな企業側の「あるある」をご紹介します!



【ガックリ!よりによってそこか…】
インターンシップや座談会で
参加予定の学生に向けて様々な準備をされる時のこと。


プログラムにグループワークがある際、
グループ人数が均等になるように事前に振り分けるかと思います。
男女比や所属大学などのバランスに気を遣わなければならず
これが結構時間かかる大変な作業ですよね。

よし、バランスよく振り分けられた!当日を迎えるだけだ!
と準備を無事に終え、いざイベント当日。


1名の学生から欠席の連絡が。


それだけなら不思議な事ではありません。(これもあるある)


その後も1名から欠席、そして開始時間になっても来ない学生が…。
(無断キャンセル、当日ブッチとも言います)


こうなると気になるのがグループの人数バランス。

よりにもよって
“欠席者が同じグループに固まってしまった!!”

せっかくバランスを考えて組んだのに…
その後のグループチェンジも人数バランスに偏りがでてしまう…
なんてことは経験ありませんか?

当日欠席は仕方ありません。
学生にも体調や事情がありますから
ある意味避けられないものかもしれません。
ですが、準備に割いた時間を思うとガッカリしますよね……。


私たちの講座・イベントでもグループワークは多いので
この境遇を何度も何度も経験してきました。

ちなみにお伝えした先の話は、私が直近で体験した実話です。


共感していただける方は多いのではないかと思います。
同じ気持ちを味わっているのは自分(当社)だけじゃないんだ!

些細な事ですが、少しでもそう思っていただけたらと嬉しいです!

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