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Vol.54【24年卒の現在地②】

●◎ 目次 ◎●
【1】イマドキ就活生コラム~24年卒の現在地②~
【2】インターンシップ学生奮闘記


~次回配信予定~
・筆記試験の重要性
・イベント報告(24卒伴走プログラム就活講座)


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【1】イマドキ就活生コラム~24年卒の現在地②~
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前回同様に、就活に関するアンケートの結果を公開します。
データから24年卒の傾向を紐解いていきましょう!

前回、紹介したアンケートは、【現在就職活動中】の学生20名を対象としたものです。
今回は、内定をもらっている学生も含め、対象を絞らずに44名に回答してもらいました。

アンケート集計期間:5/19~25
回答者数:44名
就職活動中:22名(50%)
就職活動終了:22名(50%)

今回は、内定承諾をして就職活動を終了した22名の学生にフォーカスを当てていきます。




★内定社数
・平均内定社数 2.54社
・最多内定社数 6社

複数社内定は当たり前となりました。
また6社から内定をもらったという学生が最大でした。

ちなみに、全て同じ業界の会社とのこと。特定の業界に絞りつつ、道内外は問わず選考に進んで得た結果です。現在は、入社の最終決定に迷っているそうです。




★内定承諾した企業の選考開始時期
2022年9月以前:4.55%(1名)
10~12月:18.18%(4名)

2023年1~2月:36.6%(8名)
3月:40.91%(9名)

3年生の9月以前という早い時期から開始した企業は、夏インターンから選考が始まっていたということでしょう。

また、10月~12月といった年内選考も最近は増加の傾向にあります。
「就活の早期化」と言われている、1月~2月の選考も年々増えていくと想定されます。
とはいえ、一般的に3月以降に選考を開始する企業がやはり多いです。
この調査でも最多であるように、3月から選考に参加した企業に内定承諾する学生も沢山います。
早期化の傾向があるとはいえ、早期選考も受けつつ3月以降も選考に臨む
というのがスタンダードということでしょうか。



★内定社数1社で就活を終了した学生:40%(9名)
内定を獲得した1社にそのまま承諾した、という学生です。
結果的に「御社から内定を頂いたら、入社します。他の選考は受けません!」
というのを実行したことになる学生ですね。私たちの想定より多かったです。


ここで余談ですが、学生の内定承諾に関する認識がどうやら企業の間で二分化しているようです。
「内定を出したらすぐ就活を終わらせる学生が多い」と言うパターン
「内定を出しても、6~7月まで決断を引き延ばす学生が多い」と言うパターン。
様々な企業の方々とお話をしていると、このように意見が分かれています。
実際に、学生の状況を見ている立場としても、どちらの傾向が強いとは言い切れません。

志望度が高い1社に一途な学生もいれば、沢山の企業に熱を向けて納得するまで活動する学生もいます。多様なタイプの学生がいる、ということですね。





★就活開始当初から憧れていた、目標としていた企業に内定承諾した学生:22.7%(5人)
最近の学生は、夏のインターンシップから就活をスタートさせる傾向が強いです。
そこを最初の接点として、惹かれれば選考に参加、そして内定承諾というパターンですね。

この傾向は、25年卒でも高くなっていくのでは、と予想しています。
夏のインターンシップの重要性が見える数字でした。




今回は就活を終えた学生の回答に注目して、最近の就活の傾向についてご紹介しました。
今後もアンケート調査を実施した際は、データを用いてご紹介いたします。

参考にしていただけたら幸いです!



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【2】実録!内定への道~後半挽回編~
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Campus Addを利用する学生が内定を得るまでの就活プロセスをお届けするコーナー!


今回は、今年4月から新社会人として働いている
23年卒学生の事例をご紹介します。

昨今の就活の流れとして
夏のインターンシップから就活を始め、年が明けた1~4月に選考を受け
5~7月に内定を得る。
多くの学生がこの流れで就活を終えます。

今回ご紹介するのは、この傾向とは少し異なった
いわゆる“出遅れた”学生の事例です。


この学生は、道内私立大学の男子学生。


就活のスタートは4年生になってからの5月。開始が他の学生より遅めでした。
加えて、志望していたのは非常にニッチな業界。
「新卒でその業界の求人ってあるの…?」と驚かされましたが
結局完全に志望に一致する企業はなく、多少職種の視野を広げてなんとか4社を見つけます。

ですが、就活に必要な対策は一切しておらず、選考も全く進めない状態に陥りました。


8月になると、周囲の友人が内定を得て就活を終えていきます。
焦る気持ちが増すものの、一人で活動していたためにモチベーションが上がらない。
苦悩の夏休みを過ごし、9月まで就活を一時休止しました。
これは就活出遅れ気味な学生としては、よくある話です。


しかし、就活を再開するきっかけが訪れます。
大学から「内定までキャリアカウンセラーが学生をサポートする“伴走プログラム”」
の案内があり、即座に申し込みます。(Campus Addで運営しています)
再び就活に向き合う……はずだったのですが…

この学生には熱を注いでいる、ある趣味がありました。
その趣味の大会が、就活再開の決意をしたタイミングと被ったのです。
(まぁ以前から日程はわかっていたようなのですが…)


その大会への出場こそが、大学入学当初から抱いていた夢。
大会に向けた準備は、1日に費やす時間が大きく
就活との同時進行は難しいのが現実でした。

ここで再開早々、また就活を休止します。
私達も夢を追いかける背中を押し、11月に入りプログラムに復帰。
「これからは巻き返しますのでビシビシ指導お願いします!」と本人から言ってくれたので
こちらも心置きなく力を入れてサポートを再開。


これまでのアグレッシブな行動からもわかるように
この学生は完全に営業職向きでした。
職種を絞らせ、企業を数社紹介し、企業と接する機会を増やしました。

結果はすぐに表れ、選考はとんとん拍子で進んでいきます。
メンタルの強さや一つのことに打ち込む姿勢が評価され
最終的には3社の内定を得て、無事1月に就活を終えました。

この学生とは今でもたまにLINEでやり取りをしますが
元気に新入社員研修を受けひたむきに頑張っているようです。(安心…)


24卒採用において、企業から「例年になく採用が厳しい……」という声を聞きます。
後半戦にもなると、良い学生はもういない・・・と思いがちですが
今回ご紹介した事例のような学生もまだまだ残っています。


とはいえ出会える場所は一体どこに・・・?、というのが本音かと思いますが

まずはCampus Addにご相談いただければと思います!

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