Vol.37【学生は貧乏? 変化する金銭感覚】
●◎ 目次 ◎●
【1】イマドキ就活生コラム ~ やる? やらない? 採用SNS ~
【2】亀の一声 ~ 学生を知るには学生と話すしかない!~
~次回配信予定~
・学生に人気があるのはどれでしょう?
・学生のリアル ≪23卒道内理系私大男子学生 ~前編~ 》
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【1】イマドキ就活生コラム ~ 学生は貧乏?変化する金銭感覚~
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今回は、学生の金銭感覚をテーマに
学生が何を考え、どんな価値観を持っているのかをお伝えします。
『学生はお金がない』
というイメージを皆さんは持たれていませんか?
実は、今の学生は貧乏どころか、お金を持っている人が多いんです!
色々な価値観が変化する中
学生の傾向、考え方、職業観、金銭感覚などが変わってきています。
「学生はお金がない」
という考えは一度捨てて
今の学生の状況を認識していただければと思います。
今の学生は昔と比べてお金がある理由。
大きな理由として挙げられるのが
『物欲の無さ』です。
学生時代に車などの大きな買い物をするために
お金を稼いだ・使ったという方も多いのではないでしょうか。
現代では高価なものに価値を見出さない若者が増えています。
また、情勢的な観点から見ても
コロナ禍の影響から飲みに行くことができなかったり
旅行にもいけなかったりと
家から出ることが少なくなった結果、使い道がありません。
加えて、娯楽は多様化しており
スマートフォン、動画配信サービスの普及は、物欲を抑える原因
となっています。
もう一つ、学生がお金を持っている要因として挙げられるのが
『時給が上がっている』ことです。
私が学生だった10年程前は750円のアルバイトをしていましたが
来月2日から北海道の最低賃金は920円に。(なんだか複雑です…)
週3日アルバイトをするだけで扶養控除が外れてしまうくらい稼げる学生もおり
扶養控除の調整、という話を聞く機会も増えています。
ただ、昔に比べて学生はお金を持っているのですが
大半の学生は自分がお金を持っているという自覚がないのも事実です。
この学生の金銭感覚、採用活動にどう影響するのでしょうか。
例えば、「学生は交通費を気にするよね」
と企業の方からよく言われます
確かに、インターンシップ、説明会、本選考など交通費がかかってきますが
実は、学生自身は交通費に関してそれほど気にしておらず
それよりも、楽で効率がよいためにオンラインを好んで選ぶというのが
学生の心情です。(飛行機代などの万単位のお金は別ですが…)
採用活動に直接的な影響があるか分かりませんが
学生のリアルを知ることは採用活動において重要ですので
ご参考になさってください!
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【2】学生を知るには学生と話すしかない!
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学生の気持ちを理解するのは本当に難しいです。
今回の『イマドキ就活生コラム』でも扱いましたが
一見、採用活動に関係ないような学生の実態を知ることでも
学生への解像度は上がっていきます。
Campus Addでは学生と個別相談をしたり講座を受講してもらったり
相談・サポート業務を通じた学生と対話する機会があります。
また、学生と対話するだけではなく
Campus Addのサービスの構築や
InstagramなどのSNS運用、イベント紹介のフライヤー作成などを
学生に協力してもらうことで就活生のニーズを捉えた
コンテンツ作りを行っています。
手伝ってくれている学生スタッフには
就活を終えた4年生の学生スタッフや
有償長期インターンの3年生の学生スタッフなどがおり
就活だけに限らない学生の傾向や情報を肌で感じています。
企業の採用領域にいると、その企業に興味のある学生としか話す機会がない
という話をよく耳にします。
普段では出会わないような学生のことを知ると
今までとは異なる価値観を発見することができます。
色んな性格・特性を持った人の集まりで組織は形作られます。
例えば
『なんとなくウチっぽい』、『あの社員に雰囲気似ている』
なんてことは採用基準とまではいかなくとも”あるある”だと思いますが
そうではない学生と接してみることで、採用の視野も広がる…かもしれません。
(もちろん基準・ボーダーラインは大事です!)
このメルマガやイベント、お話に伺った時などを通じて
色んな学生の傾向をお伝えしていきますね!