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Vol.34【勝手に夏インターンシップ速報②】

●◎ 目次 ◎●
【1】イマドキ就活生コラム ~ 勝手に夏インターンシップ速報②~
【2】内定承諾後の辞退


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【1】イマドキ就活生コラム ~ 勝手に夏インターンシップ速報②~
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今日はほんのちょっとだけ、データを交えてお伝えします。

夏インターンは、学生にとってもはや参加して当然のイベントになっています。
しかし、どこに行くか迷う学生も多いのは前回のメルマガでもお伝えしました。

実際、夏休み期間でどれくらいのインターンシップに参加しているのでしょうか?

Campus Addに春から毎週通う24卒学生約30名に聞きました(8月上旬時点)!
参加もしくは申し込んだ社数は・・・
1人あたり3~5社!

Campus Addの学生、頑張っています!!

参加動機となった情報源は主に3つです。
・ナビサイトで独自に検索
・直接企業の方から聞いた(イベント等で)
・大学のプログラム経由

一方で、大学のプログラムで紹介された1社のみ参加、という学生もいました。

意欲ある学生は増えている傾向にはありますが
夏インターンシップを開始した企業がここ数年で激増していますので
学生は参加先探しにかなり苦労しています。

また企業が多い分、学生が分散して1社あたりの参加者も目減りしている傾向もあります。

理系に関して言えば、建築系学生は動きがあるが、土木系学生は動きが見えない
なんていう声も企業の方からよく聞きます。


毎年変わる夏インターンの動向。


終盤に差し掛かりましたが、24卒の振り返りを行い
秋冬、25卒インターンに役立てていきましょう!

改めて学生のリアルなインターン事情について
学生にアンケートを取ってお伝えできればと思います!



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【2】亀の一声 ~ 内定承諾後の辞退 ~
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昨今、採用活動において頭を抱えさせる問題となっているのが
内定承諾後の辞退です。

悩まされている企業の方も多いのではないでしょうか。

現在では、SNSやネットの情報により
内定承諾に法的拘束力がないことを学生は理解してしまっています。

時間をかけ、選考の段階から関係を構築し
企業理解を深めてもらうためにキャリアプランの話をしてみたりと
労力をかけて内定者フォローに取り組んだ結果辞退されると
かなり辛いものがありますよね。

内定承諾後辞退の理由に多いのは、
「実は○○さんを受験して内定をいただいたので・・・」
という隠れ受験のパターン。公務員併願の学生も多いですね。

今年、企業・学生双方からよくお聞きするのが
「企業研究不足」によるものです。

事例を挙げます。
内定者イベント後に辞退をした学生にその理由を聞いてみると
「やりたい部署があり承諾したが、そうではない部署の配属もあったので辞退した」
というように
企業理解が不足しているがゆえに内定辞退をしてしまうというもの。

もはやこれは根本的な問題ではありますが…

視点を変えると、今の学生は
「専門職志向が強い」とも言えます。
要は、自分がやってみたいと思っている“特定の部署や職種”に
とことん強い思いを持っているということです。

よくあるのが商品企画や開発、総務労務のスタッフ職などでしょう。

職種別採用であればもちろん問題ないのですが
総合職の場合にもこの事象は発生しています。
(企業の方は配属については神経尖らせてご説明されているかとは思いますが…)

採用活動において色々な着眼点があると思いますが
人柄や能力だけではなく
企業理解をしているかどうかを見極めることが
今後はもっと重要になってくるのかもしれません。

これら全てを解決するのは困難ですが
学生に業界理解や企業理解を深めてもらうことが
内定承諾後の辞退を抑止するひとつの手段として
来年以降、念頭に入れていくのが良いのではないでしょうか!

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