Vol.74【マナーを「知らない世代」との関わり方】
★☆ 目次 ☆★
【1】イマドキ就活生コラム ~ マナーを「知らない世代」との関わり方 ~
【2】Campus Add人事研修会 5月分終了レポ―ト
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【1】イマドキ就活生コラム ~マナーを「知らない世代」との関わり方 ~
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= 気になるマナーの低下 =
先日、ある企業の方から
「最近の就活生、マナーの質が明らかに落ちている」というお話を伺いました。
来社時にコートを脱がずに入室してきたり、
説明会やイベント終了後、即座にコートを着て立ち去ったり、
そもそも挨拶ができない学生もいたり……とのこと。
他にも「学生からメールの返信がない」「挨拶やリアクションがない」といった声もよく耳にしますし
実際にそうした光景を私自身が目にすることも多いです。
ちなみにCampus Addにも先日、キャップをかぶりサングラスをかけたまま訪れた3年生がいました。
なかなか衝撃的で、ある意味学生らしさがあっていいのですが・・・。
次に来たときは特に問題はありませんでした(笑)。
一方で、マナーを意識した“つもり”の行動が、かえって逆効果になるケースもあります。
たとえばエントリーシートを作成する際、
「整った文章で提出しないと失礼にあたる」と考え、AIでまるごと文章を作る学生。
「自分で書くと稚拙になってしまう。それでは失礼だし評価されない」
「少しでもキレイな文章で印象よく見せたい」
そんな思いからAIを使う学生が、近年じわじわ増えてきている印象です。
= 「質が落ちている」のではなく「知らない」が実情 =
さて、学生たちのマナーの“今”、その背景には何があるのでしょうか。
実は大学によっては、就活マナー講座を実施し、
インターンシップ前にビジネスマナーをレクチャーしているところもあります。
が、ほとんどが“任意参加”。すべての学生が受講するわけではありません。
中には「受験勉強ばかりでマナーなんて何も知らなかった……」というケースも。
そもそも大学では、小・中・高校に比べて「マナー」や「礼儀」に関する指導がほとんどありません。
そのため、「マナーの質が落ちている」のではなく、単に「マナーを知らない」のが
今の学生たちの実態のひとつなのだと思います。
マナーの習得は、採用活動だけでなく入社後の研修にも影響を及ぼします。
新入社員研修でビジネスマナー講座を外部講師に委託したり、
マナー指導にこれまで以上に時間を割くようにした、という話もよく聞くようになりました。
中には、より効果的な学びを促すために、
これまで自社単独で行っていた新入社員研修を、他社と共同開催する動きを見せている企業もあります。
ビジネスマナーは、ある意味「社会人としての共通言語」。
他社と一緒に研修を行うことで、新入社員たちにお互い良い刺激を与えあいながら学んでもらう――そんな狙いがあります。
現在、Campus Addでも、こうした企業の取り組みのサポートを始めています。
来年、再来年……
私たちは学生や新入社員の言動に、さらに驚かされる場面があるかもしれません。
でもそこで「最近の若者は…」と嘆くより、
「マナーを教わってこなかったんだ」と受け入れ、伝えていくこと。
それが、私たち大人の大切な役割になってきているのではないでしょうか。
こうした積み重ねが、社員一人ひとりの成長はもちろん、
ひいては日本社会全体にも大きく影響してくる――そんなふうに感じています。
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【2】Campus Add人事研修会、5月分終了レポート!
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毎年恒例となりました、Campus Add主催の人事研修会&交流会。
2022年からスタートして以降、多くの採用担当者の皆さまにご参加いただいています。
企業間の情報交換や戦略共有の場として、定期開催を続けています。
今年は5月から11月までの半年間にわたり、
採用にまつわるさまざまな「学び」や「気づき」が得られるよう、テーマを設計。
スタート月である5月に2回の研修会を開催しました!
今回のレポートでは、その内容と当日の様子、
参加者のみなさまのリアルなお声をご紹介します。
■5/22(木)開催:「内定承諾率をアップさせるプロセスについて考える」
=CONTENTS=
①講演:内定承諾率アップに向けた取り組み事例の共有
企業1社様にご登壇いただき、選考フローや内定者フォローの工夫など、
実際に取り組まれているプロセスについてお話いただきました。
②26卒学生パネルトーク:「企業選びの決め手」
就活を終えたばかりの学生たちが、企業選びの軸や内定承諾の理由を本音で語りました。
今の学生がどんなポイントを重視しているのか、リアルな声をお届け!
③キャリアコンサルタント講話:「イマドキ就活生の企業選び」
日々学生と向き合っているCampus Addのキャリアコンサルタントが、
企業選び・内定承諾の背景にある学生心理についてお話しました。
加えて、グループトークを通して、参加企業間での情報交換や学生との意見共有も実施。
それぞれの立場から“選ばれる企業づくり”を考える時間となりました
【参加者の声(一部抜粋)】
「学生に選ばれるために必要な要素を、改めて整理できた」
「自社内の課題が、実は社員育成や体制にあると気づくきっかけになった」
「他社の手厚いフォローに驚きつつ、自社にも取り入れたい気づきがたくさんあった」
■5/30(金)開催:「イマドキ就活生に自社の魅力を伝えるには?」
=CONTENTS=
①講演:学生に響く自社の魅力の伝え方
採用広報に工夫を凝らす企業様にご登壇いただき、
言葉の選び方や訴求ポイントについて、実践的な内容を共有いただきました。
②26卒学生パネルトーク:「就活の情報源、企業に興味をもつきっかけ」
学生はどこから情報を得て、どうやって企業に興味をもつのか?
その出会い方や印象に残ったポイントなど、リアルな声を届けてもらいました。
③グループワーク:会社説明会資料ブラッシュアップ
企業目線と学生目線のギャップを埋めるべく、
説明会資料を使って模擬プレゼン → フィードバック → 改善案を考えるワークを実施。
学生や他企業の採用担当からの、忖度なしの感想が飛び交いました!
【参加者の声(一部抜粋)】
「学生の視点を知れたことで、より“寄り添う採用”のヒントが得られた」
「説明資料への具体的なフィードバックがとても参考になった」
「自社と違う業界を志望する学生にアピールする難しさと向き合えた」
「他社担当者と一緒に改善を考える時間がすごく有意義だった」
次回予告📢
次回は7月下旬に「人事交流会」を開催予定!
テーマは
「企業人事担当者 × 大学キャリアセンター職員の情報交換会」です。
準備が整い次第、改めてメルマガでもご案内いたしますので、お楽しみに!
