Vol.69【やりたいことがみつからない学生の道】
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イマドキ就活生コラム ~ やりたいことがみつからない学生の道 ~
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●◎ 目次 ◎●
【1】イマドキ就活生コラム~やりたいことがみつからない学生の道~
【2】学生はお金持ち⁉②
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【1】イマドキ就活生コラム ~やりたいことがみつからない学生の~
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何かしらの夢を持っている、またはやりたいことが決まっている学生は
多くはない、そんな印象です。
就活生においても同じことが言えます。
「自分がどんな仕事をしたいのかわからない」
といった悩みを吐露する学生をよく目にします。
専門性の高い分野を学んでいる理系の学生は
ある程度目指す先を決めていてやりたいことが見えている印象があります。
その一方で、文系学生は
大学で学んできたことが職業選択に直結しづらいのが現状です。
就活を進めるにあたって
「どんな仕事をやりたい?」と問われて答えられないのも致し方ありません。
そんな学生達にとっては、インターンシップなどが
自分のやりたいことを見つけるチャンスになります。
インターンシップでやりたいことを見つけたり、自身の適性に気づいたりした学生は
そのまま順調に就活を進めるでしょう。
ですが、やりたいことを見つけられなかった学生は
インターンシップの時期以後も悩み続けます。
そうした学生たちは、企業選びにおいて「やりたいこと」ではなく
勤務地や転勤の有無、福利厚生や休日制度といった
“労働環境・条件”に重きを置き始める可能性が高くなります。
特に、ここ1~2年はその傾向が顕著です。
採用担当者からは
「学生から志望度が感じられない」
「本当にうちで働きたいのだろうか」
といった不安の声をよく耳にします。
更には、面接で「御社は福利厚生が良いため志望します!」と
堂々と答える学生がいることも珍しくはなくなりました。
今の就活生全員がそういうわけではありませんが
上記のような学生がいるということは是非ご認識いただきたいところです。
最近は、面接前の面談を通じて
面接でどんな話をするか確認するといった企業も増えてきました。
テスト前に先生が出題範囲を教える、と同じような感覚でしょうか。
志望度が曖昧な学生たちは、2次面接以降が通過できない傾向にありますが
学生の選考対策に少しずつ関わっていくことが
通過率や辞退率を下げる要因の一つになるのかもしれません。
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【2】学生はお金持ち⁉②
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以前のメルマガで話題にしたこともあるのですが
お金に関して、最近の学生は比較的自分の好きなことができる
ある程度の余力は持っています。
物価は上がっていますが、アルバイトの時給も高くなりましたし
車を買うなどの大きな買い物もしない。
その結果、お金は常に自分のために自由に使えるといった傾向が高いようです。
これは、学生の生活スタイルにも表れていました。
Campus Addに来た4年生の話なのですが
おしゃれなパスタ屋さんに行き、その後牡蠣食べ放題のお店に行き
更にはデザートまで食べに行ったという学生がいました。
「社会人か⁉」と思わずツッコミを入れたくなるくらい豪勢な生活ですよね。
この時は特別だったかは定かではありませんが。
余談ですが、私が学生の頃は、おにぎりを1個だけ食べたり
焼きそば三食セットをもやしでかさ増しして食べたり…
この学生の生活スタイルの変化が衝撃でした。
さて、学生の生活水準が以前より上がっているからでしょうか。
4月に発表されたあるデータ※では
「企業選びで重視するポイント」ランキングで「給料」が遂に1位になりました。
3年ほど前までは、「社会貢献」などが上位にある気がしたのですが……
※株式会社電通「Z世代就活生 まるわかり調査2024」https://news.mynavi.jp/article/20240416-2927926/
確かに、来館する学生に聞いても給料を重視したい意向は強く感じます。
学生の時点で、既にそれなりの生活水準の中にいると
社会へ出た際も同じ水準、またはそれ以上を望むのは自然な事です。
一定の給料を担保したいという気持ちがあるのでしょう。
全国ニュースのインタビューでは
「初任給が最低23万円以上の企業を探しています。」と
具体的な数字を出して給料について堂々と触れる学生も多く見受けられるようになりました。
給料の最低基準を考えているところからも、モチベーションを維持して働く上で
“お金”が大事な世代だということを痛感させられます。
一方で、仕事を探す上で重要と思われていたはずの「やりがい」は
あまり目立たなくなってしまいました。
コラムでも触れた「やりたいことが見つからない」にも直結する問題です。
しかし、学生に興味を持ってもらうために
「給料」を猛烈アピールする、なんてことは避けたいですよね。
最近の学生の傾向にただ合わせるのではなく
自社の強みや若手社員が活躍しているポイントをPRすることが大切です。
社会に出て働き、活躍し、どんな生活を送れるのか
そのイメージが沸くようなPRが今後は必要になってきますね。
